
オリーブオイルの効能,美容にも良いビタミンEの役割
エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)は、オリーブの実の生搾りジュース。
主成分はオレイン酸で、そのほかポリフェノールやビタミンEが含まれています。
これらのうち、肌荒れ予防や老化防止、血中コレステロールからの動脈硬化の予防に効能があると言われているのは抗酸化作用と活性酸素を抑える力あるビタミンEです。体や脂質を酸化から守って前出のような効能を発揮しています。
それもオリーブオイルのビタミンEは、作用が最も高いα(アルファ)トコフェロール。
このビタミンEを有効に有効にたくさん摂るためのご案内です。
ビタミンEの効能は、オリーブオイルも守る
オリーブオイルに含まれるビタミンEは、オリーブオイルも酸化から守ります。
ただし、オリーブオイル自体が酸化しなければ、ビタミンEは使われること無く残ります。

オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、酸素に強く酸化しにくいです。
では、オリーブオイルの何が酸化するかと申しますと、一番苦手にしているのは光です。
光によりオリーブオイルの色(葉緑素)が光合成を起こして酸化物が出てしまいます。

出典:The Effect of Storage Conditions on Extra Virgin Olive Oil Quality
助成及び実施機関:オーストラリア地方産業調査開発公社とオーストラリア・オリーブ協会
※光によって葉緑素が減っているグラフです。減っていない線は遮光しているオリーブオイルです。
さらに、この光による光合成は、酸素を必要としないために、オリーブオイルが未開封でも透明な容器に入っていたら光合成を起こして酸化物質を出してしまいます。
ですので、透明ボトルに入っているオリーブオイルは、未開封でもビタミンEが減少してしまう研究結果が出ています。
光合成で酸化しそうなオリーブオイルをビタミンEが、守っていることになります。
オリーブオイル、肌に良いのは、しっかり濾過されたエキストラバージンオリーブオイル
私は2007年からイタリア食材のインポーターをしています。
主に卸が中心で、レストランやホテル、小売店に卸しています。
hinatanoを立ち上げるにあたって、あらためて色々調べてきました。
美容は私にとって新しい分野なのですが、スキンケア用にピュアオリーブオイルや無濾過のオリーブオイルを勧めている記事を見てあれっと思いました。
ピュアオリーブオイルは、精製過程で肌に良いビタミンEが飛んでしまっているはずですし、無濾過オリーブオイルの濁り成分は、酸化しやすい葉緑素。鮮度が良ければ問題無いでしょうか、葉緑素は酸化しやすいのです。
正しい情報は大事なことと思うのですが、なぜ書かれていないのか、あるいは私の誤認か考えすぎなのでしょうか。
美容に良いビタミンEを減らさずにオリーブオイルを保管するには
オリーブオイルに含まれるビタミンE(αトコフェロール)を減らさない方法は極めてシンプルです。
できるだけ光から守ってあげるのです。下のグラフをご参照ください。これは、マイルドやストロングなど3つのタイプのオリーブオイルに含まれているビタミンEがどのような条件で減少していくかを表したものです。
減少しいるのは光に当てた場合、ほぼ変わらないのは光に当てない場合です。
遮光してしまえば、36ヶ月間ビタミンE(αトコフェロール)は、減少幅はかなり少ないです。

出典:The Effect of Storage Conditions on Extra Virgin Olive Oil Quality
助成及び実施機関:オーストラリア地方産業調査開発公社とオーストラリア・オリーブ協会
お手元にあるスキンケア用のオリーブオイルが、透明なボトルでしたら遮光して保存してみてください。
オリーブオイルに含まれるビタミンEが減る条件のまとめ
オリーブオイルに含まれるビタミンE(αトコフェロール)は、抗酸化作用と活性酸素を抑える力ある良い成分です。
でも、オリーブオイルが透明な容器に入っていたら、そのオリーブオイルが光合成で酸化するのも抑えようとするので、せっかくのビタミンE(αトコフェロール)は減ってしまいます。
エキストラバージンオリーブオイルは、食用も美容用も必ず遮光するのが大事だと思います。
hinatano 加藤 昭広
